20190626_セミナーレポート：【ビジネスセミナー】「経営指針書」づくりからの目標達成～TAT驚愕の経営～

2018年社員退職者は1名/165名、21年間連続黒字の経営を続ける株式会社TATの創業者の高野直樹氏。

2019年4月、新たな会社株式会社F&T を設立。71歳になっても尚、新たなビジネス展開を仕掛けておられます。

前回、4月25日(木)に、七人の侍に学ぶ目標達成～TAT驚愕の経営～ を開催したのですが、その際に、「TATの経営指針書を見てみたい」「TATの社員さんに話が聞きたい」などの要望が出たため、今回のセミナーを企画することとなりました。

※七人の侍に学ぶ目標達成～TAT驚愕の経営～の様子はこちらのブログをご覧ください。

今回は、高野直樹氏に、TATの躍進の源である「経営指針書」をご紹介いただきながら、「目標達成」に必要な要件・極意をお話しいただいた後、参加してくださった皆さんと交流を図りました。

TATの社員さんが3名参加してくださり、社員さん視点からの意見もたくさん聞けて、とても参考になりました。

「経営指針書」づくりからの目標達成～TAT驚愕の経営～

※タイトルをクリックいただくと、ご案内の詳細ページに飛びます。

講師紹介

1947年兵庫県尼崎市生まれ。

関西学院大学文学部卒業後、「これからはものが豊かになる時代だ」と流通業界を選択、現在のライフコーポレーションに入社する。枚方店の青果担当から始まり、販売促進部、商品部、店長、そしてライフ興産の損害保険の計業など多岐にわたる業務を経験する。その後、社内の組織の変更により人生の岐路に立ち、ネイルサロンの経営の企業に転職。

1997年『破天荒！サウスウエスト航空ー驚愕の経営』のES(社員満足)主義に大きな影響を受け、「自分もこんな会社をつくりたい」と49歳で退職。

翌年タカノ・アメリカン・トレーディングを創業。

創業当初は6畳一間から事業をスタート。クレジットカードを限度額まで使った仕入をしていたが、自転車操業のため入金のタイミングがずれ、更新できずに窮地に立たされる。生命保険もすべて解約して運転資金にまわし、初年度300万円の売上を翌年7,000万円に拡大。会社は倒産の危機を回避し、その後毎年、順調に売上を伸ばす。

2013年度末に、年商70億円を突破。商品の販売先は個人サロンも含め10万社を超え、業界ではナンバーワンのネイル商材卸売業者の地位を維持する。

2019年4月、新たな会社株式会社F&T を設立。71歳になっても尚、新たなビジネス展開を仕掛けている。

私株式会社ウォリス高岡洋子と、高野さんとの出会いなどについては、Facebookに投稿しています。

30年以上のおつきあいで、とてもお世話になっていて、ウォリスが天六にあった頃、いろんな勉強会をやっていただいていました。

まずは参加者の皆さんの自己紹介。

その後、A3用紙でまとめておられるTATのまとめを見ながら、TAT創業の経緯（「破天荒」という書籍を伊丹空港で購入して飛行機の中で読んで起業を決意したこと、奥様や石川洋先生など様々な出逢い、中小企業家同友会に所属して初めて「経営指針書」を作ったこと、アクションプランを作成し始めてさらに「経営指針書」が進化していき躍進に繋がったことなどをとてもフランクにお話していただきました。

「経営指針書」は、一番最初に作ったものと今期の経営指針書の2種類を持ってきていただき、参加者の皆さんに2種類の経営指針書が配布され、中身を実際に見ながら、お話を聞くことができました。

後半は、飲食をしながら、参加者の皆さんが高野さんやスタッフの皆さんに質問をして、フランクに答えていただくという形で進んで行きました。

参加者の方からは、「経営における経営指針書の重要さ、社員を大事にする経営・・の実践についてお聞きし、それが社員の皆様に浸透していることを確認しました。社員さんが幸せな良い会社ここにあり！とても勉強になりました。社員さんがとても幸せそうなのに感動しました。」というお声を戴きただきました。